英語を頻繁に使う貿易事務の仕事
英語を日常的に使う仕事として多いのが貿易事務です。
日本にも海外からの商品が数多くありますが、こうした商品は当たり前ですが海外から輸入する事によって日本に流通しています。
また、逆の事も言えて日本の商品を輸出して海外の企業などに送るという事も日常的に行われています。
こうした貿易業務は海外の企業とのやり取りになるため英語が必要とされており、貿易事務として求人が募集されています。
(参考：ジェトロ – 日本貿易振興機構 – JETRO)
仕事内容は多岐に渡る
貿易事務の仕事は非常に幅広く、英語でのメールのやり取りに始まり書類の作成、時には海外の担当者と電話で連絡を取る事もあります。
英文を読み書きする力に加えて英語を話す力も求められるため、高い英語力が必要になります。
求人の募集の際には語学スキルの条件が設けられている場合が多いです。
TOEICのスコアが何点以上などという形で基準が設けられています。
こうした基準に届いていないけれど応募したいという方もいるかもしれませんが、貿易事務で使用する英語のレベルはとても高いです。
そのため、やる気はあってもやはりスキルが伴わないと仕事がスムーズに進まなくなってしまいます。
まずは語学スキルを十分に身につける事をお勧めします。
貿易事務の仕事のメリット
貿易事務の仕事のメリットは海外を身近に感じられるという点もあります。
日常的に英語に触れると共に商品も海外商品のため、今どのような商品が海外で流通しているのかという事を知る事ができます。
生活に必要な野菜やフルーツの他に海外で話題になっている商品や雑貨なども輸入され、今のトレンドを知るのにも役立ちます。
海外文化に興味がある方は楽しみながら仕事をしていく事ができるでしょう。
(参考：貿易実務 資格取得なら日本貿易実務検定協会)
また、大きな仕事ができるというのもメリットです。
貿易でやり取りされる商品の量は非常に膨大な量である事が多いです。
日本全国に流通させる商品を一手に引き受けているという場合もあり、そうした場合は数千万円から億単位の仕事も多くあります。
もちろんそうした金額が収入になる訳ではありませんが、スケールの大きな仕事をしてみたいという方には最適な仕事と言えます。
貿易事務の仕事は専門性が高く、一人前の仕事ができるようになるにはある程度の長い期間が必要です。
しっかりと今後はキャリアを積んでいきたいと考えている方は、中長期的な視野で検討すると良いでしょう。
スキルを身に付ければ多くの場面で活躍する事ができ、より大きなプロジェクトも任される事になります。
貿易事務の仕事は比較的転職サイトなどで定期的に募集されているため、まずは情報をチェックしていく事をお勧めします。
仕事の内容や条件面などを良く確認した上で応募していきましょう。