セクレタリーとも呼ばれる仕事
外国人付秘書はセクレタリーとも呼ばれており、今需要も高まっている仕事です。
基本的には秘書の仕事をしますが、外国人の方の秘書となるのがセクレタリーです。
もちろん日本に来ている外国人の方で企業の要職に就いている方は日本語もある程度堪能な方もいますが、細かな日本語などが分からないという方もいます。
そうした方のためにセクレタリーの役割があります。
最近はグローバル化も進んでおり、今後も需要が伸びていくと予想されています。
(参考:セクレタリーとは – コトバンク)
仕事の内容は様々
セクレタリーの仕事は言わば付き人のような仕事のため、付く方によって様々な仕事が与えられます。
スケジュールの管理や雑用の処理、電話の対応など、多くの仕事があります。
日本語で指示をされる場合もありますが付く方によっては英語で仕事をする必要がある事ももちろんあります。
特に要職についている方は判断力なども高い方が多く、話している内容を的確に聞き取り、素早く仕事を行う事が求められます。
そのため、英語スキルに関しては高度なレベルを持ち合わせていないと仕事に対応できないという事も多いです。
検討している方は事前に磨きをかけておきましょう。
上司の代わりをする事も
上司の方が不在の場合用件を先延ばしにする場合もありますが、時にはセクレタリーの方が判断を下す場合もあります。
セクレタリーが付く職の場合、決定された事は非常に重要なポイントになる事も多くあります。
もしセクレタリーにそうした判断を任された場合的確で迅速な判断力も必要となり、英語スキルだけでなくビジネススキルも高度なレベルが必要となります。
そのため、セクレタリーの仕事は初めての方がすぐなれるというものではないのが一般的です。
エグゼクティブと呼ばれるような高い地位に就いている方のセクレタリーの場合は5年前後の実務経験が必要とも言われています。
道は長いですが、こうした方の元で仕事をするという事は学べる事も非常に多くあります。
信頼してもらえれば多くのビジネスや自分のスキルの向上のチャンスが与えられるため、キャリアアップを目標にしている方はチャレンジしてみるのもお勧めです。
まずはグループセクレタリーと呼ばれる秘書のグループの一員として仕事をする事ができるので、そこで経験を積んだ後、より高い職に就いている方のセクレタリーとしてマンツーマンで担当する道に進むと良いでしょう。
こうして経験を積めばセクレタリーとして高いスキルを持っている方はまだあまり多くないため、多くの職場で引く手あまたの人材に慣れる可能性も広がっています。
あなたの中での将来的なビジョンをしっかりと描きながら、セクレタリーとしてのキャリアを歩んでいきましょう。