英語をビジネスで日常的に用いる企業への転職などを検討している場合、面接も英語で行われる場合があります。
常日頃から臨機応変に英語でのやり取りに対応していく必要が出てくるため、そうした資質があるかを見極めるためにも英語で面接を行う事はとても有効な手段と考えている企業は多くあります。
ここでは、英語で面接を受ける際の対策について紹介します。
英語の面接対策
英語面接対策として準備しておくべきポイントを3つにまとめました。
長期の事前準備には英会話の勉強が必須ですが、おすすめの方法を紹介します。
短期の準備としては2つのポイントを抑えましょう。
【長期の事前準備】オンライン英会話スクールを利用しよう!
長期の事前準備として英会話のスキルアップをしておくことを避けることができません。
その場合、英会話スクールに通ったり、留学したりという方法がありますが、一番おすすめなのが、オンライン英会話スクールを利用することです。
オンライン英会話スクールのメリットは以下のことが挙げられます。
- 通学する必要がないので、コロナ対策にもなる。
- 交通費がかからない
- インターネット環境があればどこでもレッスンを受けられる
- 時間をある程度自分で決めることができるのでスケジュールが立てやすい
- 毎日、短い時間でもレッスン可能なので、隙間時間をるようできて効率的
- 通学の英会話スクールよりも費用がリーズナブル
- ネイティブ講師であれば実践的な英語が身につく
などなどメリットが数多く上げることができます。
ただし、講師の質と、コースの種類やサポートにはそれぞれのスクールによって異なるため、無料体験コースを利用して確認しましょう。
スクールにおいても面接対策であることを事前に告げておく事で、模擬面接をしもらいましょう。
特にマンツーマンでレッスンを行ってくれる教室は、一対一での英会話の良い練習になりますので細かいフィードバックをもらえます。
ビジネス系に特化したオンライン英会話スクールとしては、産経オンライン英会話 web英会話スクールが実績もあり、おすすめできます。
出典:オンライン英会話を始めるなら【産経オンライン英会話Plus】
【短期の事前準備ポイント①】まずは日本語で考える
英語で質問をされると言っても、内容は日本語でされるのと同様の事が質問されます。
自己PRや志望動機、これまでの経歴などについて面接官の方が気になった事を質問されるため、そうした事に英語で答えていくという形になります。
そのためまず必要になるのは日本語で良いので自分なりの答を持っておくという事です。
志望動機やアピールできるポイントなどは事前に十分対策が可能なので、時間を取って考えていきましょう。
英語を生かした仕事に就きたいという理由だけではもちろん内容が薄いと感じられてしまいます。
その企業になぜ興味を持ったのか、仕事を通して今後はどのようなキャリアを歩んでいきたいのかなど、深く自分を見つめ直して答えを出していく必要があります。
逆に自分に問いかけをする時間を取れば答えは出てくるため、面倒でもじっくりと考えておきましょう。
こうして考えをまとめておくと、よく聞かれる質問への答を用意しておくという表面的な対策よりもより面接官の方に響く話ができるようになります。
最後に、面接でよく聞かれる10質問を紹介したします。
- 自己紹介をしてください
- 志望動機を教えて下さい
- 他社じゃなく、我が社を選んだ理由は何ですか?
- 会社でやりたいことはありますか?
- これまでの成功体験を聞かせてください。
- 失敗体験とそれにどう対応したか教えて下さい。
- ご自身の短所と長所を教えてください
- 3年後、5年後、10年後どうなっていたいと思いますか?
- 我が社が競合に勝つために何が必要だと思われますか?
- 最後に質問はありますか?
【短期の事前準備ポイント②】英語でよく聞かれる質問も押さえておく
こうして考えをまとめたら英語で自分の考えを伝えられるように英語で話すイメージも持っておきます。
考えがまとまっていると後は自分の英語スキルを生かして話すだけなので、比較的スムーズに話せるはずです。
ですが事前に話すイメージをある程度持っておくと、より本番でも上手く話す事ができます。
ここで、英語でよく聞かれる7つの質問を確認しておきましょう。
“Tell me a bit about yourself.” (あなたのことを簡単に教えていただけますか?)
“What was the reason for leaving your last job?” (なぜ転職しようと思いましたか?)
“What are your strengths?”(あなたの長所は何ですか?)
“What are your weaknesses?” (あなたの短所は何ですか?)
“Where do you see yourself in ○ years?”(近い将来何をやりたいか)
“Tell me how you handled a conflict at work? “(職場での対立をどう対処しましたか?)
“When can you start working with us? “(いつから働き始められますか?)引用:英語面接でよく聞かれる7つの質問とチョット差がつく答え方☆留学経験ナシでも英語で仕事はできる!#14 | キャリアHUB | 世界最大級の総合人材サービス ランスタッド
これに加えて、英語でよく聞かれる質問をまとめたサイトもあります。
参考▶英語面接:そのまま聞かれる質問50題と回答例文-挨拶、自己紹介、志望動機、外資系企業の転職面接対策など
絶対にこうした質問がされる訳ではもちろんありませんが、参考に見ておくとよりイメージも付きやすくなるためチェックしておきましょう。
まとめ~ネイティブ英語を学ぼう
いくら表面的に答えられるようにしておいて採用になっても、その後仕事が上手くいくかという所で疑問が残る事になります。
仕事で用いられる英語のレベルに実際はついていけず、後悔するという事にもなりかねません。
そのため、本質的な英語の力を磨いておく事が何よりも大切になります。
実際には、面接時に英語が流暢に話せる必要はあまりありません。それより、今の自分自身をアピールするだけの英語力があれば大丈夫なのです。
それより、入社後のコミュニケーションしっかりと図るため、ネイティブ英語を勉強しておくべきでしょう。
面接の対策を行う事が不要という訳ではありませんが、十分な英語スキルを学んでいく前提で、面接に臨むようにしましょう。